近年、マダニからの被害が多く報告されているというニュースがよく報道されています。
マダニからの被害は犬だけでなく人間にもあり、中には死亡例まであります。
実際に愛犬がマダニに噛まれたら、どうしたらいいのか対処法に困ってしまいますよね。
ここでは愛犬がマダニに噛まれたらどうすればいいのか、症状や対処法についてお話します。
もくじ
愛犬がマダニに噛まれたら?マダニに噛まれた時の症状は?

草むらが好きな犬にとっては散歩の時に草むらに顔を突っ込んだり走り回ったりすることが楽しくはしゃぎますが、マダニは草むらに潜んで犬が来るのを待っています。
顔を突っ込んだ瞬間マダニは犬に飛び移り、犬を吸血するために潜り込みます。
マダニは見つけにくい耳の裏側や足先、肛門周りなどに生息し吸血を行います。
鼻や目周りに吸血する場合もありますが被毛で隠れて見つけられずに、シャンプーの時にできものがあると気付く飼い主さんもいるのです。
マダニは吸血するとどんどん大きくなり、吸血前と比べて2・3倍大きくなります。
さらにあごの力が強く、吸血し終わるまではどんな刺激が合っても離れることはありません。
マダニに噛まれることで引き起こす病気とは?
・貧血
・アレルギー性皮膚炎
・マダニが媒介する病気にはバベシア症
・日本紅斑熱
・Q熱
・ライム病
などがあります。
マダニに噛まれた愛犬の症状
貧血では元気や食欲が亡くなり、歯ぐきや粘膜の色が薄くなるなどの症状が見られ、アレルギー性皮膚炎では痒み、赤み、脱毛などを引き起こします。
さらに、マダニが媒介する感染症は人間にも感染することがあり、頭痛、発熱、貧血を引き起こす事があり、そのまま放置すると死に至る感染症もあります。
愛犬がマダニに噛まれたら?対処法とは?

愛犬がマダニに噛まれたら素手では絶対に触らないでください。
マダニから人間への感染症もあり危険性が高いからです。
どこにいつから噛んでいるのかメモしておき動物病院を受診しましょう。
動物病院では専用のピンセットを使用しマダニを外したり、ノミ・ダニ予防薬を滴下し自然に落ちるのを待つなどの治療を行います。
ピンセットで外すのを見て自宅でも簡単にできると思う飼い主さんもいるかもしれませんが、ピンセットで外すと、マダニの顎が犬の皮膚に残ることがあります。
マダニの顎はとても強く、ピンセットで外す場合は犬の皮膚ごと引っ張らないといけません。
犬も痛みがあり暴れる事があり上手にとれずにマダニの顎が犬の皮膚に残るとその部位が炎症し皮膚炎や化膿してしまう恐れがあります。
一番安全なのがノミ・ダニ予防薬を愛犬につけてマダニが自然にとれるのを待つことです。
ただ、 自宅で処置するのではなく、必ずかかりつけの動物病院で治療してもらうようにしましょう。
愛犬がマダニに噛まれないようにする対策法は、マダニが愛犬につく前に予防することが重要です。
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まとめ
ここでは愛犬がマダニに噛まれたらどうすればいいのか?症状や対処法いついてお話しました。
近年ではマダニによる人間の被害も拡大していて、マダニの危険性はほとんどの飼い主さんが知っている事が多くなりました。
しかし、いまだにマダニの被害はあり、ノミ・ダニ予防をしていない飼い主さんもいます。
愛犬がマダニに噛まれていたと分かると取り外したい気持ちもあると思いますが、まずはそのままにしておき、動物病院を受診しましょう。
マダニから人間へ感染する恐ろしい病気もあります。
さらに、マダニが1匹でも感染しているとなると愛犬の身体や家の中、愛犬の部屋などマダニがいる可能性が高くなります。
愛犬がマダニに噛まれていたら、徹底的に室内の掃除も行った方がいいかもしれませんね。
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