カットする際の注意点とは?暑くなると愛犬の毛も短くしてあげたくなりますよね。
特に夏になると流行るのがサマーカットではないでしょうか。
しかし、見た目涼しげなサマーカットですが、カットのし過ぎは様々なトラブルを招きます。今回は、サマーカットの注意点についてまとめてみました!
これからチワワをカットされる飼い主さん必見です!
もくじ
チワワってカットが必要な犬種なの?

さて、犬には下記の2種類存在することをご存じでしょうか?
①ダブルコートの犬
②シングルコートの犬
(ご存じの飼い主さんは読み飛ばしてください(笑))
まず、ダブルコートというのは、その名の通り被毛が二重構造になっていることを意味しますよ。
剛毛の上毛(オーバーコート)で被毛を守り、柔らかい下毛(アンダーコート)は体温調節の役割を果たしているんです。
そう!ダブルコートの犬種は、換毛期と呼ばれる時期に下毛が抜けたり生えたりすることで暑さ寒さをしのいでおり、一定の長さまでしか毛が伸びないため、カットは特に必要とされていません!
一方、シングルコートは、これまたその名の通り毛が一重のことを表します。
シングルコートの犬は下毛がほぼ生えておらず、毛の生え替わりがないことからカットしなければどんどん伸び続けてしまうんですね。
カット犬種でお馴染みのトイプードルなどがシングルコートの犬種です。
では、我らがチワワはどちらの被毛グループに属するかと言えば、ダブルコートです。
つまり、本来チワワにはカットの必要性がないということですね^^
チワワをサマーカットするメリット・デメリット

先ほどチワワにはカットが必要ないとお伝えしましたが、してはいけないというワケではありません。
カットをすると、見た目も変わって新鮮ですし、とっても可愛くなりますよね。特に夏になると大人気なのがサマーカット!
夏の暑さに備えて愛犬の毛を短くしたいと思っていらっしゃる飼い主さんも多いと思います。
では、チワワをサマーカットすることで、どんなメリット・デメリットがあるのか見ていきましょう!
サマーカットをするメリットとは?
まずはメリット
・見た目が涼しげ
・お手入れが楽
・水遊びなどしてもすぐ乾かせる
などなど。
確かに見た目も涼しげで、いかにも夏!という感じで可愛いですよね。
まぁ、チワワ自身というより飼い主さん側のメリットが多いということでしょうか。
サマーカットをするデメリットとは?
そして気になるデメリット
・皮膚炎を起こしやすくなる
・お腹を壊したり、熱中症になりやすくなる
・毛質が変わる可能性あり
見た目涼しげなサマーカットですが、毛を短くし過ぎれば皮膚に直射日光が当たりやすくなるため熱中症を起こす可能性が高くなります。
要するに「あまり毛を短くしてしまうと余計に暑い」ということですね。
また、冷房が効きすぎてしまうことでお腹を壊す可能性も高くなります。
チワワってサマーカットすると毛質が変わるの?

よく、「サマーカットをすると毛質が変わってしまう」という話を聞きませんか?
実際には、毛質が変わってしまう可能性があるということですね。
特に、被毛で体温調節を行っているダブルコートの犬種は、毛を極端に短くすると、下記のような原因から毛質が変わるのではないかと言われています。
・紫外線よる皮膚トラブルから
・バリカンで毛穴を傷付けたことから
紫外線による影響からホルモンバランスに異常が起きると、換毛期に毛がきちんと生えてこなくなったり、脱毛症になってしまうことがあるとのこと。
やはり、あまり短くし過ぎてしまうのは良くないですね。
チワワのサマーカットの注意点!
さて、お伝えした通り、チワワにとってはあまりメリットのないサマーカットですが、それでも可愛い我が子をカットしてみたい!と思うのが親心ですよね。
何度も言うように、チワワのサマーカットはあまり短くし過ぎないことが大切です。
特にバリカンを使った刈り込みは、皮膚トラブルを招きやすくなります。
チワワの皮膚が直射日光のダメージを受けない程度に、被毛が正しく役割を果たす程度にカットされることをお勧めします!
まとめ
サマーカットというとどうしても「丸刈り」のイメージが強いですが、夏に向けて少し毛を短くするという意味でも使われます。
少しカットしてあげることで熱も逃がしやすくなりますし、見た目の変化も十分楽しめますので、トリマーさんと相談しながら上手にカットしてあげてくださいね♪
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