犬を飼育し始めると基本的なトレーニングから散歩などたくさん教える事がありますよね。
その中でも重要なのが「歯磨き」です。
口周りは犬が触ると嫌がる部位なので、飼い主さんがしっかり教えないと歯磨きができない犬になってしまいます。
ここでは、愛犬の歯磨きはいつから始めればいいのか、上手なやり方やコツなどをご紹介します。
もくじ
愛犬の歯磨きはいつから始める?

愛犬の歯磨きはいつから始めるという明確な決まりはありませんが、 できるだけ早く始めたほうが慣れるまでに時間がかからずに済みます。
家に迎え入れてから愛犬が家に慣れたら始めましょう。
歯磨きは愛犬の口周りを触りながら行いますので、歯磨きを始める前に愛犬が口周りに触っても嫌がらない、怒らないようにトレーニングしてから始めるといいでしょう。
愛犬がリラックスした状態で、体や顔周りをマッサージし顔や口周りを触られるとリラックスできるようにしてあげましょう。
愛犬に「口を触られることはいいこと」と思わせるように無理やり行わずにゆっくりとトレーニングしていきましょう。
歯周病は成犬の約7割が発症していると言われるほどかかりやすい病気です。
子犬の頃か歯磨きなどに慣れさせておくことで、歯周病を予防する事もできます。
歯周病は進行すると歯が抜けるだけでなく、全身麻酔をかけて歯石除去手術を行わなければいけなくなったり、死に至るほどの全身性疾患を引き起こす事もある怖い病気です。
歯磨きはできるだけ早く始めて、しっかり歯の病気を予防していきましょう。
歯磨きの上手なやり方は?
まずは、 愛犬の口を触る事からはじめましょう。
愛犬の口に触ることができないと歯磨きはできません。
口に触れない状態で無理矢理やってしまうと次にやる時にさらに嫌がって歯磨きをできなくなってしまう可能性があります。
飼い主さんが口に触ることに慣れるようにゆっくり進めていきましょう。
次は、口に指を入れても嫌がらないように教えていきましょう。
ゆっくり歯茎や歯などに触れてみましょう。
触る際は歯茎などを傷つけないように爪を短く切り、しっかり手を清潔にしてからにするように注意しましょう。
短い時間から始めて少しずつ長くしていきましょう。
次は、歯ブラシを使用してトレーニングを行いましょう。
指を入れる事に慣れたら歯ブラシを使ってみましょう。
歯ブラシは力強く擦ると痛みが生じるため優しくしましょう。
歯磨きを上手にやるコツは?
上手に歯磨きを行うコツは愛犬に歯磨きは楽しいと思ってもらうことです。
無理やり歯磨きを行うのではなく優しく声をかけながら行いましょう。
どうしてもうまくいかない時もゆっくり進めていきます。
他にも、愛犬が歯磨きを嫌がるのであればデンタルケアスプレー、歯磨きシート、歯磨きガム、歯磨き用のおもちゃなどを効率良く使用し歯磨きは楽しいものだと愛犬に思わせるように工夫していきましょう。
歯ブラシを使用した歯磨きが難しい場合は歯磨きガム、歯磨きシート、歯磨き用のおもちゃであいけんが楽しんでできるようなグッズを探してみるのもいいでしょう。
まとめ
ここでは愛犬の歯磨きはいつから始めればいいのか、上手なやり方やコツなどをご紹介しました。
愛犬の歯磨きはできるだけ早い時期から始めるのが効果的で、小さい頃から行うことで歯周病などを防ぐ事ができます。歯周病は成犬の約7割が発症していると呼ばれるほどの病気なのでしっかり予防していきましょう。
歯磨きはできなくてもあせらずゆっくり愛犬のペースで進めていきましょう。
どうしても歯ブラシが苦手の場合は歯磨きシート、歯磨きガム、おもちゃなどを使用するなど工夫してみるといいかもしれませんね。
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