愛犬に歯磨きをするとすんなりしてくれる犬と嫌がる犬がいます。
すんなりしてくれれば特に問題はありませんが、歯磨きを嫌がる犬はどうしていいかわからなくなりますよね。
ここでは愛犬の歯磨きを嫌がる場合のおすすめしたい5つの方法についてお話します。
もくじ
歯磨きを嫌がらない為の5つの方法とは?

①フェイスタオルなどを使用しよう
歯磨きを使用していなかった愛犬に急に歯磨きをしようとすると大抵は嫌がります。
そんな時は遊びながら歯磨きを行いましょう。
フェイスタオルに1回結び目を付けましょう。
そして愛犬と引っ張り合いをすることにより フェイスタオルの繊維が歯磨きの役目をしてくれます。
どうしても歯磨きができない、口周りに触る事ができない場合はこの方法を試してみましょう。
②軍手を使用しよう
歯磨きを嫌がる愛犬にお勧めしたい方法の一つとして 「軍手」が有効です。
顔周りや口周りに軍手をしながら触り、徐々に口の中を触れるようにステップアップしていきましょう。
口の中に手を入れる事ができるようになったら頬に沿って手を入れ、歯を磨くイメージで触りましょう。
軍手をすることにより歯垢などを取り除く事ができます。
歯磨きを嫌がる愛犬にするのは軍手でも嫌がります。
愛犬の事をほめながら少しづつ触れるように慣らしていきましょう。
③歯磨きシートを使用しよう
歯磨きシートは口周りや口の中を触っても嫌がらない愛犬に有効です。
軍手同様歯磨きシートで歯石を取り除き、歯をきれいにするイメージで拭いていきましょう。
歯磨きシートを使用する時は優しく拭きとりましょう。
あまりに力強く擦ってしまうと痛みが生じるため嫌がってしまいます。
優しくすることを忘れないようにしましょう。
④歯磨きペーストを使用しよう
歯ブラシを口に入れる事が出来るけど嫌がる愛犬には歯磨きペースを使用しましょう。
人間の歯磨き粉と違い、 犬が好きな味がするため味わいながら歯磨きができます。
歯磨きペースとは動物病院で販売している専用のペーストがあるため、より効果的に歯磨きを行いたい場合は動物病院に一度相談する事をお勧めします。
歯磨き教室を行っている動物病院もあるため、歯磨きで悩む事があれば気軽に相談もできます。
⑤歯磨き効果のあるおもちゃを使用しよう
歯磨きがどうしてもできない愛犬は、 おもちゃで遊びながら歯磨きを行う方法があります。
ロープ状のおもちゃなどを使用すると歯磨き効果も期待できるので、飼い主さんが口周りを一切触ることのできない愛犬には無理せずおもちゃを使用してみてもいいかもしれません。
動物病院でできる歯磨き対策

自宅で歯磨きを行っていても、歯石になって歯にこびりついてしまうと歯磨きではどうしようもありません。
そんな時は一度動物病院に相談しましょう。
動物病院では、全身麻酔をかけて スケーリングという歯に付いた歯石を削る処置を行う事ができます。
一度歯石が付いてしまうと歯垢が付きやすくなるため、ある程度歯石が付いてしまった場合は、動物病院でスケーリングを行うといいかもしれません。
まとめ
ここでは愛犬が歯磨きを嫌がる場合のおすすめしたい5つの方法についてお話しました。
歯磨きは愛犬の口の中に手を入れる事ができるのか、全く触れないのかにより方法が異なります。
普段から口周りには触れるようになると、後々楽になります。
しかし、自宅にあるもので簡単に歯をきれいにすることもできます。
フェイスタオルや軍手、歯磨きシートを使用する方法、歯磨きペースとを使用して歯磨きを行う方法、おもちゃを与える事により行う方法など、愛犬と飼い主さんに合った方法で歯磨きを行っていきましょう。
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