フレンチブルドッグといえば愛嬌ある鼻ぺちゃ顔が特徴ですが、その特徴からかかりやすい病気もあります。
今回はフレンチブルドッグの寿命や気を付けた病気などをご紹介します。
もくじ
フレンチブルドッグの寿命は短命って本当?

フレンチブルドッグの平均寿命は10~12歳と、小型犬の中ではやや短命な犬種ではありますね。
短命の理由としてフレンチブルドッグが遺伝的にかかりやすい呼吸器系の病気が関係していると言われます
しかし、寿命以上に生きたこともたくさんいるわけで、あくまで平均ということになります。
寿命は、その子の持って生まれた生命力も関係していますが、飼い主さんの健康管理なども重要なカギを握っているといえるでしょう。
フレンチブルドッグを長生きさせるには太らせないこと!

フレンチブルドッグのような鼻ぺちゃ犬は、肥満で体に負担をかけることで呼吸器系の病気をひきおこしやすくなります。
フレンチブルドッグは食べることが大好きなので、たくさん食べさせたくなってしまいますが、一度太ってしまった体をもとに戻すのはとても大変です。
また、今までたくさんもらっていたご飯を「ダイエットのため」と減らされてしまうのはストレスにもなります。
もとから正しい分量だけ与えるようにしましょう!
運動も積極的にさせよう
運動は肥満予防のためはもちろんですが、筋肉強化やストレス発散にもなります。
運動といっても激しいものは体に負担がかかるため禁物!フレンチブルドッグの運動には散歩が適当です。朝晩2回ほど散歩をさせることで健康維持に努めましょう!
体重チェック、健康診断も大切
当然ですが、太ると体重にも現れるため日ごろから愛犬の体重を計るようにしましょう。
体重計が無い、或いは計るのが難しい場合、動物病院でも無料で計ってくれるところが多いので利用してみるのも良いかもしれませんね。
また、定期的に健康診断を受けることは病気の早期発見に繋がります。
寿命を延ばすためには年に一度の健康診断を必ず受けましょう。
フレンチブルドッグが気をつけるべき病気は?
フレンチブルドッグは短頭種という種類にあたります。
ちなみに短頭種とは、いわゆる鼻ペチャ犬種のことですね!
頭蓋骨の長さに比べて鼻が短い犬を短頭種と呼び、フレンチブルドッグの他、ボストンテリア、パグ、チワワ、シーズーなどが短頭種にあたります。
鼻ペチャな犬種は、その見た目から分かるように、呼吸がしづらいことから呼吸器系の病気にかかりやすくなります。
そして、短頭種にかかる呼吸器系の病気を総称して 短頭種気道症候群と呼び、短頭種は注意が必要です。
フレンチブルドッグはいびきに注意して!
ブルドッグはもともといびきをかきやすい鼻のつくりをしていますが、いびきは呼吸器系の病気の特徴でもあるため、よく観察する必要があります。
いびきの他に、
・呼吸が苦しそう
・豚のように鼻を鳴らす
などの症状が見られたら、鼻腔狭窄(鼻の穴が狭くなっているため鼻呼吸がしづらくなる遺伝的な病気)や、軟口蓋過長症(長すぎる上あごが気道をふさいでしまい呼吸がしづらくなる病気)などの疑いもあるため一度受診しておいた方が良いかもしれません。
飼い主同士の情報交換の場を活用しよう!
飼い主さんなら誰もが愛犬に長生きしてほしいと思っていますよね。
また、飼っていると色んな悩みが出てきます。
そんな時は、同じ犬種を飼っている人たちと情報交換するのも良いかもしれませんね。
例えば、下記のようなサイトがありました^^
よろしければ一度ご覧になってみて下さい。あなたの悩みの答えやヒントが見つかるかもしれませんよ。
まとめ
それでは今回の記事をまとめていきます。
① フレンチブルドッグの平均寿命は10~12年と比較的短命である。
② 肥満は長寿の敵!正しい食事量と適切な運動が大切。
③ 呼吸器系の病気に注意!いびきの他に苦しそうな様子が見られたらすぐに受診しよう。
短命傾向ではありますが、長生きする子もいます。
正しい飼育で病気のリスクを軽減していきましょう。
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