暖かい季節になってくる気になるのが ノミの駆除です。
暖かくなってくるとペットショップやホームセンターでノミ駆除商品が多く販売され、動物病院などではノミの予防を勧められることもあるのではないでしょうか。
ここでは愛犬のノミ駆除に飲み薬は効果的なのか、副作用や安全性についてご紹介します。
もくじ
ノミ駆虫に飲み薬は有効?

ノミ駆虫には体につけるタイプのものが多く販売されていましたが、近年飲み薬タイプも販売され始めました。
と不思議に思ってしまう飼い主さんもいると思います。
ノミ駆虫に飲み薬は有効です。
ノミ駆虫薬を食べて胃や腸で消化され体の隅々まで効果が行き届きます。
スポット剤では体につけるためにアレルギーや気にしてこする犬がいたり、シャンプーや散歩の制限などがありますが、飲み薬にはその制限がなく、薬によっては最短30分で効果が現れるものもあります。
飲むタイプのノミ駆虫薬は基本的に毎月一度に飲ませます。
近年ではスポット剤のノミ駆虫薬に対して耐性を持ったノミも現れてきているようです。
成分がスポット剤とは異なるため、耐性が付いたノミに対しても効果が期待できます。
飲み薬は何種類か販売されていますが、よく取り扱いしているのが、ネクスガード、コンフォティスといったノミ駆虫薬になります。
フィラリア症の予防もできるタイプや値段も異なりますので、気になる方は一度相談してみましょう。
ノミ駆虫飲み薬の副作用は?

ノミ駆虫飲み薬は薬なので副作用がある場合もあります。
副作用は必ず現れるわけではありませんし、食べても特に問題がない犬の方が多いです。
さらに、服用した薬により成分も異なるため症状も異なります。
副作用の多くは 下痢や嘔吐などの消化器症状です。
コンフォティスでは他にも食欲不振などがみられる事があり、ネクスガードでは他にもアレルギー症状がみられる事があります。
ネクスガードは人気が高い飲み駆虫薬ですが、大豆アレルギーを持っている犬はアレルギー症状がみられる事があり、注意しましょう。
ノミ駆虫飲み薬の安全性は?

ノミ駆虫飲み薬は日本で販売されたのは割と最近です。
以前はスポット剤を使用していたという飼い主さんも多いのではないでしょうか。
ノミ駆虫薬の安全性は各メーカーなどでしっかり試験をしていて安全基準をクリアしているものを使用していますので安心して与えることができるお薬です。
ただ、身体の中から効果を発揮するものですので、少なからず体に負担がかかります。
まだまだ新しい薬になりますので、これから副作用の報告があるかもしれないと危惧しノミ駆虫のスポット剤をお勧めする獣医師さんもいます。
飲み薬はメーカーできちんと安全基準をクリアしていて、重大な副作用の報告もいまはでていないようです。
最終的には飼い主さんの判断次第という事になりますが、心配であれば一度かかりつけ動物病院で獣医師さんにしっかり相談するのが良いかもしれませんね。
まとめ
ここでは愛犬のノミ駆虫に飲み薬は効果的なのか、副作用や安全性についてご紹介しました。
飲むタイプのノミ駆虫薬はスポット剤を苦手とする愛犬を飼育している飼い主さんにとってはとても喜ばしい駆虫薬です。
スポット剤は敏感な犬であると気にし過ぎて体調を崩してしまうこともあります。
飲み薬は食べるだけなので、食べた直後に吐く事がなければ効果が出る薬です。
しかし、薬には副作用があります。
嘔吐・下痢などの消化器症状やアレルギー症状を引き起こす事があり、発売されたばかり薬なのでこれから副作用の報告があるかもしれません。
気になる飼い主さんは一度かかりつけの動物病院で相談してみましょう。
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