愛犬のフィラリア注射と飲み薬どっちがいい?費用や副作用・安全性を比較!

毎年、春になるとフィラリアの検査のお知らせが動物病院から届くため、もうはるかと季節を感じます。

フィラリアは飲み薬で予防するものという印象でしたが、1年に1度の注射で済む予防法もあります。

犬のフィラリア予防には注射タイプと飲み薬タイプ、どちらがいいのか、費用や副作用・安全性についてお話します。

 

もくじ

犬フィラリアの予防は注射と飲み薬どっちがいいの?

フィラリア予防は1年に1度でいい注射タイプと、1ヶ月に1度服用させる飲み薬タイプがあります。

飲み薬タイプにはおやつのようなチュアブルタイプと、錠剤タイプが有り犬の好みや飼い主さんの与えやすさなどで選ぶことができます。

注射タイプのメリットは飲ませ忘れることがない、1度で済むので動物病院を受診する手間が省けるなど。

デメリットとして、
・飲み薬タイプに比べて費用がかかる
・注射が苦手な犬には不向き
などがあります。

 

飲み薬タイプのメリットは、
・チュアブルタイプはおやつのようなものなので美味しく予防することができる
・フィラリア症のみ予防するタイプの薬は費用が安い
・食べるだけなので痛みなどもないなど。

飲み薬タイプの デメリットは、
・吐いてしまった場合状況に応じて再度与えなければいけない
・うっかり投薬を忘れてしまう事があるなどです。

注射タイプも飲み薬タイプもどちらもメリット・デメリットがあります。飼い主さんの生活スタイルや犬の性格などに合わせて選んでいきましょう。

 

 フィラリアの費用はどれくらいかかるの?

注射タイプは一度で1年間予防できるので飲み薬タイプより費用は高めになっていて、 だいたい6,000~10,000円程度かかります。

飲み薬タイプ 1回500円~1000円程度で4,000~8,000円程度です。
飲み薬タイプにはフィラリアのみを予防するタイプと、ノミやマダニなども予防してくれるタイプがあります。

費用は動物病院で独自に設定できるため動物病院によりかなり差があります。

更に地域にもより金額は異なりますので、これ以上かかる場合も安く済む場合もあります。

フィラリア関係にかかる費用で動物病院を決めようと考えている場合は候補の動物病院に電話で問い合わせてみましょう。

 

 

フィラリアの副作用・安全性について

注射タイプも飲み薬タイプも副作用はあります。

嘔吐・下痢、元気・食欲がなくなるなどの軽い副作用から、 アナフィラキシーショックになり死亡する副作用もあります。

これはどんな薬でも同じです。
犬の体質によるため、実際に試してみないとわかりません。

フィラリアの薬は危ない薬なのかと思ってしまうかもしれませんが、動物病院で販売されているフィラリアの薬は何度も試験を行い安全性が確認されていて、フィラリアの薬として認められている薬ですので安全性については問題ないでしょう。

 

まとめ

ここでは愛犬のフィラリア注射と飲み薬どっちが良いのか、費用や副作用・安全性についてお話しました。

フィラリア注射が1回の注射で1年間効果があり1回の来院ですぐに済んでしまうのはとても魅力的ですが、病院嫌いで注射がどうしても苦手という犬もいます。

飲み薬タイプも1ヶ月に1度の楽しみだと心待ちにしているけれど、あげ忘れないか不安で注射タイプを選ぶ飼い主さんもいます。飼い主さんと愛犬にとってベストな方法を選択してくださいね。

副作用や安全性はあるのかどうかも気になるところですが、しっかりフィラリアの予防薬として認可されている物を動物病院では使用しています。

中には海外製品を使用している動物病院もありますので、気になる方はかかりつけの動物病院に安全性の話を聞いてみましょう。

副作用はどんな薬でも起きる可能性はあります。
軽いものから重い症状まであるため初めて与える飼い主さんは怖くなってしまうこともありますよね。

初めて与える場合、動物病院の診察時間内にすぐに診察してもらえる状態で与えましょう。