愛犬の耳から黒い耳垢の塊が!黒い塊の原因と考えられる病気とは?

「うちの犬ってこんなに臭かったっけ?」と不思議に思い、愛犬の臭いの元をたどってみたら、耳から強烈な臭いが!しかも、耳の中をのぞいてみたら、何やら黒いものがビッシリ!なにこれ?

飼い主さん、それはズバリ!愛犬が耳の病気に感染している可能性大です!
今回は、犬が罹りやすい耳の病気について詳しくご紹介します。

 

愛犬の耳垢が黒い原因とは?

愛犬の耳に黒い耳垢がある!耳掃除をしたら黒い塊が大量に出てきた!という場合、耳ダニ感染症(耳疥癬)を疑いましょう。

 

耳ダニ感染症とは?

動物の耳の中をアジトにするミミヒゼンダニというダニの感染、繁殖によって大量の黒い耳垢(卵やフンや成虫が含まれる)が発生します。

耳ダニ感染症を疑う症状として、耳から黒い塊が出てくる他に、耳の中が臭う、いつも耳辺りを?いている、首を振っているなどの仕草が見られます。

気付かず治療が遅れると外耳炎に進行してしまう可能性が高くなるため、早期発見が大切です。

 

 

愛犬が耳ダニ感染症になってしまう原因はなに?

愛犬が耳ダニ感染症にかかってしまう原因は以下の3つが考えられます。

①耳ダニ感染症にかかっている犬との接触
②愛犬の耳が不潔な状態だったので耳垢を食糧にしてダニが繁殖した
③飼い主の衣類にダニが付着しており愛犬の耳に移った

耳ダニは接触によって感染するため、多頭飼いで一匹感染していれば全てのペットが感染していると思った方が良いでしょう。

 

 

耳ダニ感染症の治療方法と4つの注意点!

動物病院での耳ダニの治療は簡単に言えば以下の流れになります。

・耳の中をチェックして原因を探る
・耳の洗浄
・耳垢の掃除
・駆虫薬の投与
(引っ掻いて皮膚に炎症がある場合などはその薬も)

確実に耳ダニ感染症を治すために以下の4つのことを守りましょう!

①受診する前に耳垢を取らない!

耳垢が確認できないと獣医師が原因の特定をし辛くなります。

 

②駆虫薬の投与は必ず最後まで行う!

愛犬が痒がらなくなったからといって、途中で薬を止めるのはNG!
駆虫薬は耳に残るダニの卵などを完全に死滅させるためにも医師に言われた期間必ず投与し続けましょう。

 

③多頭飼いしている場合他のペットの駆虫も同時に行う!

一匹が耳ダニに感染していた場合、他のペットも感染している可能性が高いため、飼育している全てのペットの耳ダニ駆除をする必要があります。
駆除や予防の正しい方法などは動物病院に相談してみましょう。

 

④部屋を徹底的に掃除する

耳ダニが落ちていることも考え、絨毯や布団ペット用のマットなどを特に重点的に掃除し、部屋中を清潔にする必要があります。

 

 

耳ダニ感染症を防ぐためにできること!

「うちは月一回ノミダニケアしてるから大丈夫♪」などと思ったら大間違い!耳ダニ感染症は、フロントラインでは防げませんよ!

耳ダニ感染症を防ぐために大切なのは耳の清潔を保つこと!
特に耳が蒸れやすい犬種(ダックスなど)はこまめな手入れが必要です。

定期的な耳掃除を習慣付けましょう。
イヤークリーナーやコットンを使い、大体2週間に1回~週1回ペースで耳掃除を行うのが理想です。

しかし、耳掃除も誤ったやり方をすると、かえって外耳炎の原因になってしまったり、耳の中を耳ダニ好みにしてしまう可能性がありますよ。

①耳に傷を付けないように耳掃除はそっと行うこと
②生乾きにならないように水分はきちんと拭き取ること
③綿棒は耳に深く入り込み、耳を傷付ける恐れが高くなるので素人は使わないこと

上記3つに注意し、正しい耳掃除を行って下さいね。
また、もし耳掃除に自信がなかったら無理せず動物病院でお願いしましょう。

 

 

まとめ

健康な犬の耳には耳垢はほとんどありません。また、臭いも感じません。

愛犬の耳が何だか臭う、やたら痒がる、耳垢が多量に出てくるという場合は、耳に何らかのトラブルが起きている可能性が高いと考え、直ちに動物病院に相談しましょう。

愛犬の耳を守ってあげられるのは飼い主さんだけですよ!