「愛犬がトイレで力んでるけど、なかなか便が出ないみたい・・・」
それ、便秘になっているかもしれませんね。
便秘は嘔吐や食欲不振にも繋がるため、一刻も早く解消してあげたいですね。
今回は愛犬が便秘になる原因と対策をご紹介します。
また、効果的なマッサージ法なども書かれていますので、宜しければ是非ご覧ください。
もくじ
何日出ないと便秘なの?

成犬は通常、一日2回程度の排便が見られます。そう!人間よりずっと快便なんですよね。
犬の便秘の定義は2日以上出ていない場合を言います。
また、排便があっても下記の状態が見られる場合は「便秘気味」ということになります。
・コロコロの硬いうんちが出る
・力んだあと吐く
・力むが出ない
・食欲がない
力んだ後に吐いてしまったり、元気も食欲もない場合は、動物病院に相談してみましょう。
犬の便秘の原因ってなに?
犬が便秘になる原因も様々ですが、大体下記の3つが当てはまります。
①水分不足
②運動不足
③ストレス
いかがですか?人間の便秘と原因は同じですよね。
それでは原因を順番に解説していきましょう!
水分不足
愛犬は毎日お水をしっかり飲んでいますか?
水分不足は便を硬くしてしまう原因です。
一日に必要な水分量は、犬の年令や体重などによっても異なり、計算式によって多かったり少なかったりしますが、そこまできっちりする必要もありません。
大体の目安として覚えておくと便利なのが、愛犬の一日に必要なカロリーと同等の水分量を与えるという考え方です。
カロリー数の計算方法はWeb検索するとたくさん出てきますので、参考になさって下さいね。
ちなみに体重3.2㎏の我が家の成犬の場合、必要なカロリー数は268でした。
運動不足
運動不足によってお腹周りの筋力(腹筋)が低下してしまうことで腸の働きが悪くなります。
また、運動不足から肥満になれば腸の周りに脂肪が付くことで腸が正常な働きを出来なくなり便秘の原因に。
特に高齢犬は運動不足から便秘になりがちですのでご注意を!
ストレス
何らかのストレスにより自律神経が乱れ、大腸が正常な動きをしなくなることが便秘の原因に。
ストレスの原因は犬によって様々ですが、運動不足、環境の変化(引っ越しなど)などが関係している場合があります。
愛犬の便秘対策をしっかり行おう!
愛犬が便秘で苦しまないために、以下の予防対策を積極的に取り入れていきたいですね。
運動!
犬の手軽にできる運動といえばやはりお散歩ですよね!
適正な時間などはワンちゃんにより異なりますが、一日2回ほど行くのが理想です。
こまめな水分摂取!
特に冬は水分量も減りますね。
水分を摂取してくれない場合は、ドライフードをお湯でふやかしたり、ウェットフードを与えることで水分量を増やしてみましょう。
サプリメントの活用!
ペット用の乳酸菌や酵素サプリを使って便秘対策をしている飼い主さんも多いようです。
マッサージをする!
マッサージは愛犬の便秘解消に役立ちます。
では、マッサージの仕方を次で詳しくご紹介しますね!
愛犬の便秘に効くマッサージの仕方

マッサージは、便秘解消効果はもちろん、リラックス効果もあることから愛犬のストレス軽減にも繋がります。
便秘解消マッサージの仕方
まずはおヘソを探しましょう!
なぜならば、おへその周りには便秘解消に効果のあるツボがたくさんあるからです♪
でも、犬のおヘソって通常は人間のようにへこんでいるわけでも、出ているわけでもないので分かりにくいかもしれませんね。
「おヘソの位置がよく分からない!」という人は、愛犬の体の真ん中あたりにご注目!
お腹の毛をかき分けて触って見ると、何かに触れた感覚を覚えます。
それが 犬のおヘソです。
愛犬をごろーんを仰向けに寝転がしたら、いざ!マッサージ!
おヘソの周りをグルグルと円を描くように優しく撫でてあげましょう。
さて、せっかくなので、便秘に効くツボもご紹介します♪
一番分かりやすいのが、天枢というツボ。
おへそを中心に左右1~1.5㎝辺りにあるツボですね。
腸の動きを整えてくれるので、便秘解消に役立ちますよ。
まとめ
今回の記事のポイントは以下の通り
①犬の便秘が2日以上続いたら動物病院に相談すること!
②便秘の大敵は運動不足と水分不足!
③マッサージは無理に便秘のツボを意識せず、愛犬が気持ち良いと感じるように撫でてあげる。
便秘は放置することで重篤な病気に繋がる可能性もあるため、早めに対処してあげましょう。
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