愛犬の耳が臭い!コレって病気?考えられる病気と対処法は?

「愛犬が何だか臭い気がするけど、ケモノ臭ってこんなもんだっけ?」

まだ我が家の犬が子犬だった時、私はこんな失敗を犯しました。
皆さんは、愛犬の臭いの異変を見逃していませんか?

愛犬の耳から強烈な発酵臭がしたら、それはただ事ではありませんよ!
愛犬の耳が臭い時は外耳炎という病気を疑おう!
では、外耳炎とはどんな病気なのでしょうか?

外耳炎とは、簡単に言えば耳の中で炎症が起こっている状態(病気)のことです。
放置することで炎症がどんどん酷くなり、外耳から中耳、内耳と進行してしまう可能性が高くなります。

内耳炎を患えば、聴覚や平衡感覚に異常が出るため、耳が聞こえなくなってしまったり、まっすぐ歩けなくなるなどの症状が現れます。

一度内耳炎を患うと完治がとても難しいと言われているため、外耳炎の早期発見、早期治療がとても大切になりますよ!

 

愛犬が外耳炎!大原因はこの2つ!

愛犬が外耳炎を患う原因としては、下記の2つが最も多いと言われています。
①マラセチア性外耳炎
②耳ダニ

聞き慣れない言葉かもしれませんね。

それでは、2つの大原因を詳しく見ていきましょう。

マラセチア性外耳炎

マラセチア性外耳炎は酷い発酵臭と強烈な痒み、そして茶色や黒色の耳垢が大量に出てくるのが特徴です。
マラセチアとは、カビの一種でして、普段からワンちゃんの皮膚にいる常在菌なのですが、皮膚の抵抗力が弱っている時などに湿気と皮脂をエサに増殖していきます。

マラセチア性外耳炎はどんな犬種でも患う可能性はありますが、どちらかと言えば立ち耳の犬よりは垂れ耳(ダックスなど)の方が耳の通気性が悪いため罹りやすくなります。

 

耳ダニ

耳ダニとは、ミミヒゼンダニと呼ばれる動物の耳の中だけに棲む小さなダニのことです。
他の犬と接触することで感染し、耳垢などを食べながら繁殖していきます。

黒いカサカサとした耳垢が大量に出てくるのが特徴で、酷い痒みと悪臭を伴います。
接触感染のため、どこででも感染する恐れがあり、感染犬との接近で移ることはもちろん、飼い主さんの衣服に付いていた耳ダニが愛犬に移る可能性もあるので要注意です。

 

 

愛犬の外耳炎を疑った方が良い時ってどんな時?

愛犬の耳に下記のような異常が現れたら外耳炎を疑いましょう。

・耳が臭い
・耳垢がベトベトしている
・黒、茶色の耳垢が多量に出てくる
・耳の中が赤く腫れている

外耳炎を患うと、とても痒みが強いことから、愛犬が掻きむしる、頭を振る、床に頭や耳を擦りつけるなどの行動が現れます。

 

 

外耳炎の治療はどんな風に行うの?

動物病院を受診すると、耳の中を見たり耳垢の検査が行われます。
その後、マラセチアの場合は、耳垢を除去したあと点耳薬を。
耳ダニの治療も点耳薬や塗り薬が処方されます。

完治にかかる日数は外耳炎の状態にもよりますが、数週間程度~数ヶ月かかる場合もあります。
大切なのは獣医師の指示にきちんと従うこと!正しく薬を与え、通院することが完治への近道です。

「もう痒がらないから」と勝手に治療を止めてしまうことで再発する恐れがあるため、素人判断せず必ず専門家の指示に従いましょう。

 

 

愛犬を外耳炎から守る対処法はあるの?

外耳炎の予防にはやはり、耳の中の清潔を保つことが大切ですよ。
犬種や耳の状態にもよりますが、多くても1週間に一度程度で大丈夫です。
耳掃除を多くし過ぎることでかえって耳の中を傷付けてしまい、外耳炎の原因になってしまうのでご注意ください!

 

耳掃除のやり方

・コットンとイヤークリーナー(洗浄液)を用意しましょう
・耳の中に洗浄液を何滴か垂らします。
・液が耳になじむ様に耳を優しく揉みます。
・愛犬にブルブルさせます(耳の中が気になるので自然とします)
・耳の外側に出てきた水をコットンでキレイに拭きます。
※生乾きは菌を繁殖させるので注意!

大切なのは続けることです。愛犬の耳を外耳炎から守るために定期的な耳掃除を忘れないで下さいね。

 

まとめ

我が家の愛犬も耳ダニからの外耳炎を患ったことがあるのですが、異変に気付いたきっかけはやはり強烈な臭いでした。
受診した際に獣医師に見せて頂いた物凄い量の耳垢に卒倒しそうに(苦笑)

皆さんも愛犬からいつもと違う臭いがしたり、いつもはしない行動を繰り返し行っている場合は動物病院に受診してみて下さいね。