愛犬がトイレシートをぐしゃぐしゃにしてしまう経験はありませんか。
ぐしゃぐしゃにしてしまうだけであればいいですが、愛犬が間違って食べてしまった時身体に問題ないか心配になってしまいますよね。
ここでは愛犬がトイレシートを食べるのは大丈夫なのか、やめさせる対策や方法についてお話します。
もくじ
愛犬がトイレシートを食べるのは大丈夫?

愛犬がトイレシートを食べてしまうのは食べた大きさや愛犬の大きさにもよりますが、 非常に危険です。
新聞紙などの紙であれば胃で消化されることも多く、便から排泄されますが、トイレシートはビニール部分や尿を吸収するための素材を含んでいるため消化ができずにそのまま胃や腸などに残ってしまう可能性だけでなく、胃や腸に詰まり 腸閉塞などを引き起こすこともあります。
腸閉塞などを引き起こしてしまうと手術でトイレシートを除去しなければいけなくなるため、麻酔や手術のリスクだけでなく費用もとてもかかります。
トイレシートはレントゲンなどにうつらないため、愛犬のどの部分にトイレシートがあるのか診断することも難しく、飼い主さんが愛犬がトイレシートいつ食べたのか排泄されたのか把握していない場合はさらに難しくなります。
愛犬がトイレシートを食べないように食べてしまうようであれば使用しないなど工夫が必要になります。
トイレシートを食べるとどんな問題がおこるの?
トイレシートを食べることで 腸閉塞や、 下痢や 嘔吐などの 消化器疾患を引き起こします。
トイレシートを食べてもしっかり外に排泄されれば安心できますが、身体の中に残ってしまった場合、今は特に問題なくても胃や腸を刺激することで原因不明の下痢や嘔吐、胃や腸をふさぎ消化器の機能の低下させてしまうと身体の成長などにも障害が見られる可能性もあります。
腸閉塞などを引き起こしてしまうと下痢嘔吐などの症状だけでなく、放置してしまうと腸が壊死してしまうために 動物病院で手術を行いトイレシートを取りださなければいけなくなります。
入院管理を行うために 1,2週間は入院になります。
費用もそれだけかかりますので飼い主さんにとって経済的負担は大きくなります。
トイレシートを食べるのをやめさせる対策法は?

トイレシートを食べてしまうと大変危険なことは分かりましたが、トイレシートを食べるのをやめさせる対策法はあるのでしょうか。
トイレシートを破いてしまうの理由があります。
飼い主さんの反応や楽しくて破く、ストレスが溜まっていて破く、暇つぶしに破くなどがあります。
トイレシートを破くのをやめさせる対策法は2つあります。
1つ目は原因となっている ストレスを解消させる方法です。
犬はストレスや欲求を伝えることができません。物に当たることもあります。
そんな時はたくさん遊んであげたり、コミュニケーションをたくさん取ってあげましょう。
2つ目はトイレシートを メッシュのトイレトレイに入れることです。
掃除は大変になりますが、トイレシートを直接破ることは防ぐことができます。
トイレトレイは必ずロックしトイレシートを取りだせないようにしましょう。
トイレシートをメッシュのトイレトレイに入れてもストレスが原因の場合はトイレシート以外のものを破いたり壊したりする場合があります。
メッシュのトイレトレイに変え、運動量を増やしてあげるのが一番いい方法かもしれませんね。
まとめ
ここでは愛犬がトイレシートを食べることは大丈夫なのか、やめさせる対策や方法についてお話しました。
トイレシートはかさかさ鳴ったり、遊ぶと飼い主さんが反応してくれるため、破くと言う行為をしてしまう犬が多く、破くだけならまだマシですが、万が一飲んでしまった場合は大問題です。
丸のみしてしまう犬は少ないですが、部分的にも飲み込んでしまうと忘れたころに下痢や嘔吐などの症状がみられる事があり飼い主さんも原因が分からず、手術も難しく入院期間が長引いてしまうということもあります。
破いてしまう危険性がある場合はその対象物を取り除いてしまうのが一番です。
早めにメッシュタイプのトイレトレイに変更するのがいいでしょう。
掃除は少し面倒になりますが、効果的ですのでぜひ試してほしい方法です。
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