チワワの頭のへこみは病気?病気かを見極めるポイントとは?

チワワにはたまに頭にへこみがあることがある犬がいます。
このへこみは何なのか?正常なのかどうか見た目では分からない事もありまよね。

そこでここでは、チワワの頭のへこみは病気なのか?
それとも病気かなのか?を見極めるポイントをご紹介していきます。

頭のへこみを気にしている飼い主さんは必見ですよ!

 

もくじ

チワワの頭のへこみは病気?

チワワの頭のへこみは、
泉門という頭蓋骨が繋がらずに開いている状態の事です。

成長に従い泉門はだいたい生後4カ月程度で塞がりますが、
中には頭蓋骨が塞がらずにチワワの頭にへこみがあるように見られることがあります。

しかし、中には水頭症という病気を引き起こしている可能性があります。
チワワの頭のへこみ自体は病気ではなく、泉門開存症のチワワはたくさんいます。

しかし、頭蓋骨に穴が開いている状態なので頭をぶつけたり、
身体の衝撃があると脳を刺激してしまう可能性があり危険です。

さらに、病弱である事が多く、病気になりやすい傾向もあります。

 

チワワの頭のへこみを病気かを見極めるポイントとは?

チワワの頭のへこみを病気か見極めるポイントは、
頭以外の他の症状がないか、 泉門の穴の大きさを見てみましょう。

水頭症は脳の脳脊髄液が過剰に増えてしまい脳を圧迫させて、
神経症状や痙攣などの症状が見られ、他の脳の病気を引き起こしてしまいます。

水頭症の他の症状として、歩行困難、旋回、凶暴化、頭が大きくなるなどがあります。

水頭症はアップルドームといったリンゴのような丸い頭が特徴的なので、
アップルドームではないかどうかも病気かを見極めるポイントです。

次に泉門の大きさですが、 小指程度の大きさであれば成長と共に塞がる可能性があります。
しかし、親指程度の大きさある場合は塞がらずにそのままになってしまう可能性が高く、
水頭症などの病気を引き起こす確率も高いです。

 

 

 

頭にへこみがあるチワワと一緒に暮らす時の注意点

頭にへこみがあるとチワワと一緒に暮らす時の注意点はいくつかあります。
頭のへこみは頭蓋骨がきちんと塞がっていない事が考えられますので、
頭をぶつける身体全体に衝撃をくわえる事のないように気をつけましょう。
激し遊びなども控えたほうがいいでしょう。

愛犬用のベッドなどもチワワのサイズに合ったものを選び、
つまずいて転ぶことのないように注意し、
出口が高い位置にある場合は段差を手作りするなどして
安全にベッドから出れるようにしてあげるといいでしょう。

外での生活でも細心の注意が必要です。
飼い主さんの都合などでペットホテルに預ける場合は、
スタッフさんにきちんと頭にへこみがある事を伝えておきましょう。

スタッフ全員が動物の病気について詳しいとも限りませんので、
念には念を入れてきちんと伝えておきましょう。

さらに、トリミングサロンなどを利用する場合も、
トリマーさんにあらかじめ伝えておきましょう。
トリミング中は高い台に乗り作業を行うため台から落ちる可能性も非常に高いです。
普通のチワワでも台から落ちて亡くなる事があります。

他にもシャンプーをしている時に頭のへこみを押してしまう可能性もあります。
頭のへこみについて伝えておいて損はないでしょう。

散歩や運動でも何かを投げてキャッチするような運動は控えましょう。
誤ってボールなどが頭にぶつかり衝撃が加わってしまう可能性があります。
病気面でも病弱な体質なチワワが多いので、
できるだけ 免疫力を向上させる食べ物やサプリメントなどを取り入れる
のもいいかもしれませんね。

まとめ

ここではチワワの頭のへこみは病気かを見極めるポイントについてお話しました。
チワワの頭のへこみは病気ではなく「泉門」という頭蓋骨が開いている状態の事です。
病気ではありませんが、水頭症などの他の病気を引き起こす可能性があります。

さらに、頭蓋骨が開いているので、生活上でも気をつけなければいけない事がいくつかあります。
他の犬より頭や身体への衝撃には気をつけなければいけませんが、
普通に生活することもできます。

何か気になる症状がみられた時はできるだけ早く動物病院を受診しましょうね。