チワワの威嚇吠えをする原因とは?威嚇吠えをやめさせるしつけ法は?

チワワは小さく可愛らしいですが、人間よりはるかに小さい動物です。
そのため臆病な性格をしている事もあり、威嚇するようにワンワンと吠える事もあります。

中にはチワワだから声が小さいし、そのままでもいいかな?
と思う飼い主さんもいるかもしれませんが、
しっかりしつけをしないと威嚇吠えだけでなく、
最終的に噛みついてくる事もあります。

ここでは、そんな威嚇吠えをする原因や威嚇吠えをやめさせるしつけ法についてお話します。

 

もくじ

チワワの威嚇吠えをする原因とは?

チワワの威嚇吠えをする原因は、
・社会化不足や自分の居場所(テリトリー内)に侵入される
・何かを守る
・チワワのいやな事をする
などです。
基本的にチワワ自身が嫌だと感じることを飼い主さんがすることによって反応します。

社会化不足に関しては、
社会化時期にしっかりいろいろな環境や経験を積む事で友好的になることがありますが、
すでに社会化期が終了している場合は手遅れになる事があります。

しかし、社会化期を過ぎていても、
徐々に慣れさせる事で落ち着く事があります。
愛犬のチワワの性格に合わせて行いましょう。

自分の居場所(テリトリー内)に侵入されるなどの場合は、
縄張り意識が強いからおこる行動です。
愛犬の安心する居場所はできるだけそのままにしてあげましょう。

その場所が万が一、人間の使用する場所であれば、
「その場所はあなた(愛犬)の場所ではないんだよ」
最初から愛犬に分からせておく必要があります。

ここは人間の過ごす空間(人間用ソファなど)に愛犬の場所だよ、
と作っておくと、お客様が来た時などのイレギュラーな時に、
愛犬がその場所は自分の場所だと威嚇吠えします。

今日は特別だということは愛犬には通じません。

初めから愛犬の場所はケージの中などにしておくといいでしょう。

何かを守って威嚇吠えする場合は、
おもちゃやごはんを守るためにする場合が多いです。

何かを守るために威嚇吠えをしている場合、
無理やり取り上げようとすると本気で噛みついてくる事があります。

本気で噛みつき飼い主さんが手を引くという行動も威嚇吠えを助長させます。
何かを守って威嚇吠えをしている時は他の事で愛犬の気を引きましょう。
おやつなどで気を引くのが一番簡単な方法です。

チワワのいやな事をして威嚇吠えをしている時、
それが必要な事である場合は続行しなければいけませんが、
嫌がらせのような行動であればやめてあげましょう。

必要な事の例として、
・爪切りや耳掃除
・ブラッシング
などの生きていく上で行わなければいけないケアなどは、
威嚇吠えをされてやめてしまうとその行動が助長されますので
愛犬の気を引きながら行いましょう。

爪切りであれば、
・威嚇吠えをやめた時にご褒美
・爪切りをするご褒美
という行動を繰り返します。

威嚇吠えをやめた時にくりかえすことが重要です。

チワワの威嚇吠えには原因があります。
何に対して威嚇吠えをしているのかしっかり見極めることで、
威嚇吠えをやめさせることができます。

 

 

威嚇吠えをやめさせるしつけ方は?

まずは威嚇吠えをさせないようにする方法は、
「スワレ」、「マテ」、「フセ」などの基本的なしつけをしっかり行う事です。

威嚇吠えをするということは、そのチワワは飼い主さんを主人ではなく
自分より下に見ている事があります。

その位置を主人の位置に戻すために、基本的なしつけをしっかり行いましょう。

それ以外に、愛犬との触れ合いの時間を増やしたり、
散歩の時のしつけなどをし直すのもいいでしょう。

飼い主さんが愛犬をコントロールする
というスタンスを崩さないようにしましょう。

 

まとめ

ここでは、威嚇吠えをする原因や威嚇吠えをやめさせるしつけ法についてお話しました。

威嚇吠えは放置しておくと成犬になった時にどんどんエスカレートし、
威嚇をする前に本気で噛みついてくる事があります。

威嚇吠えをした時点でしっかりやめさせるように、
今までの愛犬との生活を見直すようにしましょう。

どうしても一人では難しい場合は、
ドッグトレーナーさんに相談してみるのも方法の一つです。
是非試してみてください。