子犬をお風呂に入れるのはいつから?頻度や温度を伝授!

最近は犬のお風呂をお店でお願いする人も多いですが、自宅でも洗えるようにしておくと便利ですよね。

犬をお風呂に入れるためには、子犬の頃から慣らしておくことが大切です。

今回は、子犬のお風呂のデビューはいつ?適切な頻度や温度は?と気になる点をまとめました。

 

もくじ

子犬はいつからお風呂に入れるの?

子犬はとにかくよく汚れますよね。ミルクで口の周りが汚れたり、おしっこやうんちの失敗で体が汚れたりするので、飼い主さんが「お風呂に入れたーい!」という気持ちになるのはよく分かります(^^;)

しかし、まだ抵抗力の弱い子犬はちょっとしたことで体力を奪われて体調を崩してしまいかねません。

では、いつからお風呂に入れるの?ということですが、これが獣医師によって様々なんですよね(^^;)

「一ヶ月くらいから入れても良い」という意見もあれば、「免疫力がしっかりついた4ヶ月以降から」という意見もあり、判断に迷う人も多いと思います。

 

 

生後3ヶ月過ぎたあたりがデビューの目安?

よく言われているのが、生後三ヶ月を過ぎたあたりという意見です。

2回目のワクチン接種を終えた2週間後あたりを、お風呂デビューの目安と考えている飼い主さんが多いようですね。

この頃には足腰もだいぶしっかりしてきて、ワクチンによって抵抗力もついていることから、安全面を考えたうえでの意見ですね^^

 

 

 

シャンプー前に知るべき五箇条!理想の温度や頻度とは?

では次に、子犬をシャンプーする前に注意すべき点を抑えておきましょう^^

① 低温設定するべし!
② 水圧はゆるめにするべし!
③ まずは足先からかけるべし!
④ 短い時間で終えるべし!
⑤ 頻繁に洗うのは控えるべし!

それでは上記5つを順番に解説していきましょう♪

定温設定にするべし!

子犬の適温は37~38℃くらいのぬるま湯です。

人間でいう適温(40℃以上)は子犬にとって熱すぎるのでご注意下さい。

 

水圧はゆるめにすべし!

いきなりシャワーをジャーっと勢いよくかけてしまうと、子犬がびっくりしてしまう可能性があります。

水圧はゆるめにし、シャワーをかける時は、シャワーヘッドをなるべく体に近づけるようにしましょう。

 

まずは足先からかけるべし!

顔周りは一番敏感な部分のため、シャワーをかけるのは一番最後!

顔から遠い、おしり、足先から順番に濡らしていきましょう。

 

短い時間で洗い終えるべし!

お風呂は体力を使うため、ダラダラ長く入れるのは禁物!

だいたい10分程度の短い時間で洗い終えましょう。

 

頻繁に洗うのは控えるべし!

過剰なシャンプーは油分を落としすぎてしまい、肌にダメージを与えてしまうため、お風呂に入れる(シャンプーをする)頻度は月1~2回くらいが理想です。

特に寒い季節などはお風呂に入れすぎると体調を崩してしまう可能性があるので注意しましょう。

 

 

いよいよシャンプー!その前にブラッシング?

 

子犬をお風呂に入れる前に是非ともしておきたいのが ブラッシングです。

毛がもつれていたり、毛玉になったままシャンプーをしてしまうと、毛玉がガチガチに固まってほどけにくくなります。

シャンプーをスムーズに終えるためにも、シャンプー前のブラッシングをぜひ行っておきましょう。

このブラシは豚毛ブラシなので皮膚への負担が少ないことから、子犬のファーストブラシに最適なブラシなんです。

心地よい刺激でフケや汚れを落としながら新陳代謝を促進して、マッサージ効果の高いワンランク上のハリとツヤを与えてくれますよ。

 

 

シャンプーは手で泡立ててからつける?

子犬は皮膚のバリア機能が弱いため、シャンプー液を直接体に付けるのはやめましょう。

なるべく刺激の弱いシャンプーを選び、手で一度泡立ててから体に付けるようにして下さい。

洗う順番は、先ほど同様、足先から顔に向かって行いましょう。優しくマッサージをするように洗ってあげて下さい(^o^)

 

 

流す時は順番が逆!

シャンプーを終えたら、今度は顔から洗い流します。

顔周りに水がかかるのを怖がる子も多いため、できれば顔周りはシャワーではなく濡らしたガーゼなどで優しく拭き取ってあげると良いでしょう。

シャンプー液が体に残っていると肌あれの原因になるので、全体をしっかり洗い流して下さい。

 

洗い終わったらしっかり乾かす!

シャンプー後は人間同様、タオルで拭いたあとドライヤーで乾かします。

ドライヤーを使用する際は、子犬がやけどしないようになるべく離して当てるようにしましょう。

生乾きにならないように隅々までしっかり乾かすことが大切です。

 

 

子犬をお風呂嫌いにさせないために

一緒に暮らしていくうえで清潔を保つためにも、病気にさせないためにもお風呂はなくてはならないものですよね。

そのためには、子犬をお風呂嫌いにさせないことが大切です。

上記の5箇条を守り、大きな音や温度設定に気を付けながらゆっくりお風呂に慣らして行って下さい。

もし、自分で洗うのが大変な場合や嫌がって上手に出来ない場合は、プロの腕を借りるのも方法です。

お近くのトリミングサロンに見学へ行かれてみても良いかもしれませんね^^

 

まとめ

それでは今回の記事の要点をまとめてみましょう!

① 子犬のお風呂デビューは2回目のワクチンを終えた生後3ヶ月あたりが目安!

② シャワーの水圧と温度に注意!「ぬるめにゆるめに」が基本!

③ 毛玉対策として洗う前にブラッシングをしておく!

④ 生乾きは菌の元!すみずみまでしっかり乾かすこと!

子犬とっても飼い主さんにとってもお風呂が楽しい時間になると良いですね!

いつかは犬連れ温泉旅行!なんて想像しながら洗うのも楽しいかもしれません^^